名指しで検索を受ける
指名検索とは、店舗名・会社名・商品名・独自のサービス名など、固有名詞で検索されることを言います。
そのお店に・会社に・商品に充分な魅力があることが大前提となりますが、指名検索を受ける流れを作ることは、打率の高いWeb集客を行う上で大変効果的です。
ホームページ放置気味でも ... 新規のお客さんが続々!
。。。そんな美味しい話が? 割合は高くないですが、実はYesとなる場合があります。
ホームページ業者のよく言いがちなセリフに「(集客には) マメに更新して情報発信を!」 というものがありますよね。
もちろん、それはある一面では全く正しいのですが、一方で、別にあまりマメに更新しなくても、ホームページがあることによって集客効果が高いケースというのは実在します。
ある条件が揃うと*、ホームページをほぼ作りっぱなしに近い状態や、年1~2回程度の更新で置いておいても ・・・ サイト経由での問い合わせがコンスタントに入り続ける! そんなGoodな類型をご説明しますね。
*「ある条件」とは?
- 1実店舗の立地
- 2気になる看板や広告
- 3ナイスな店名
- 4+α (業態/サービス内容/競合状況によって変わる要素)
といった条件が揃うと、店名からの指名検索がなされます。
指名検索によってサイトにやって来たユーザーは、明確に「そのお店についてどんな風か知りたい、確認したい」という意図をもってサイトを閲覧します。
つまり「サービス名称+地域名」(例:「酒屋 名東区」)といった、一定の範囲を指すキーワードから検索したらそのお店が出たという場合よりも、よりハッキリとした指向性をもっている、問い合わせや来店に繋がる可能性を秘めたユーザーである率が高くなります。
条件 1・2・3・4を満たし、指名検索をされる流れが出来ている場合、その受け皿として
- 5印象が良く、問い合わせしやすいサイト
を用意しておくことで、業態・サービス提供内容によって差はありますが、さほど更新頻度は高くなくても効果を発揮し、問い合わせが入り続ける流れを作ることが出来ます。逆に、サイトが無かったり・あっても印象が良くないと、機会損失につながります。
そして問い合わせが入ったら
- 6勘所を押さえた返信、電話対応
を行うことで、潜在客を顧客化する打率をグンとアップさせることが出来ます。同時に、クチコミ評価の向上に繋がる場合も少なくありません。
ちなみにこの類型は、Webマーケティングでは古典的?な「AISAS」モデルにほぼ合致します。[Attention:注意] → [Interest:関心] → [Search:検索] → [Action:行動] → [Share:共有] の順でユーザーの意思決定が進む、というものです。
印象良く、問い合わせしやすく
ここで言う ”印象が良い” とは、等身大がわかりやすく記されているという意味合いです。
思いっきり良く見せたといた方がいっぱい釣れそうな気が
「ガッカリ。もう二度とゴメンだわー」ってならない?
集客を指向するあまり、サイトの記述が誇大広告、釣りになっているような場合は ・・・ たとえ問い合わせ・来店に繋がったとしても「来店前は高目だった期待値が、実情を知った後に大きく下がる」 つまり、期待を裏切ることにつながり、逆効果となります。
「騙された!」「ハナシちゃうやん!」って思いを味わったら、その店舗やサービスのリピーターにはなり得ませんよね。
人によっては・場合によっては、あまりにも些細なことですら 『あそこ最悪!スゴイ残念だったわー!#』というようなクチコミの投稿・拡散に至るような、強い負のモチベーションを生むことさえあります。SNSで愚痴ってる人とか居ますよね?(^_^;
良く見せようと背伸びをすることや、ホームページ記述と実情との乖離があることには、結構なリスクが伴うということ・自らの首を絞めることになりかねないということを、しっかりと認識しておく必要があります。
効果的な指名検索を受けるために
条件1・2 : 店舗立地、気になる看板や広告
気になるお店があったとき、行く前にネットで調べるというケースは非常に多いですよね。潜在客の行動の起点を作るうえで、アナログの部分が果たす役割は重要です。
条件3 : ナイスな店名
効果を高めるにはネーミングが重要です。「他とカブらない・覚えやすい」ネーミングが、ど真ん中のストレート。「妙に気にかかる/笑える/え何それ?」というインパクトがある、受け手の心にフックを作るものは、変化球でもストライクを取れるナイスボール。
もし、今から屋号やサービスのネーミングを決める ・・・ というところでしたら、こちらの記事も参考になるかもしれません。
屋号の決め方・考え方 ~ 集客にも・検索対策(SEO)にも関係するポイント
屋号の決め方やその傾向によって、集客にも・検索対策(SEO:Search Engine Optimization)にも、有利/不利がずいぶん違ってきます。転ばぬ先の杖として、是非とも予備知識を。
条件4 : +α の要素
業態/サービス内容/競合状況によってまちまちとなり、一概には言えません。また、サービス提供者(ビジネスオーナー)の特性による匙加減も加わってきます。
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